2024年10月18日から10月20日まで、デザインフェスタギャラリーで開催された展示会『True Colors』に参加しました!
イラストレーションをテーマにしたこの展示会では、僕を含めたアーティストたちがそれぞれの作品やグッズ、冊子を展示していて、色んな表現が一堂に会する素敵な空間になっていました。自分の作品もその一部として並べてもらえたこと、とても嬉しかったです。
残念ながら僕は当日会場に行けなかったんですが、主催者さんから現地の様子や、展示されている僕の作品の写真を送ってもらったので、少しだけその場の雰囲気を味わうことができました。この記事では、その写真を使いながら展示会の様子や僕の作品についてお話ししようと思います。行けなかった方にも、少しでもその空間を感じてもらえたら嬉しいです!
会場には様々な色彩やスタイルの作品が並び、とても賑やかな雰囲気が伝わってきました!アーティストそれぞれの個性が際立つ作品が一堂に集まることで、まさに「True Colors」というテーマにぴったりの空間になっていました。
僕の作品も、他の素晴らしいアートと並んで展示されており、少し照れくさいですが、とても嬉しかったです!自分の作品がどんな風に見られているのか、現地で見てくれた方々の反応を想像するだけでワクワクします。



展示会『True Colors』では、僕は四作を展示する機会をいただきました。ここでは、その四作品を紹介させていただきます。それぞれの作品には、僕の想いやこだわりが込められていますので、ぜひご覧ください!
【不穏なメロディーと歩む君】

CONCEPT
この作品のテーマは「冷たい狂気」です。僕のオリジナルキャラクター、ネクロが暗い笑みを浮かべながら大きなピアノの上を歩いているイラストです。彼の背後には、真っ青なインクと音符が流れています。これは、殺された“何か”とその悲鳴を表現しています。しかし、ピアノの音とともに、彼にとってはそれらはただの「音楽」として聞こえるだけです。この事実は誰にも知られることはなく、まさに「闇に葬られる」だけなのです。
死んだ魂は青い蝶に化け、この不穏なメロディーと共に進んでいきます。ネクロの顔には悲しみの断片すらなく、ただ死んだ目で満足そうに微笑みながら、無情に既に次の一歩を踏み出しています。彼の笑みが快楽のためなのか、それとも守りたい誰かのためなのか、ミステリアスな彼のイメージを詰め込んだ作品です。
この作品は有難いことにお迎えしていただきました!本当に、感謝感激です!ありがとうございます✨
【BLOODY SMILE!】

CONCEPT
この作品のテーマは「支配」です。僕の代表キャラクター、へべれけ(上部)とシラフ(下部)のイラストです。このキャラクターは二重人格なので、こうして同じ空間にいること自体がレアかもしれません。
へべれけは後ろから無理矢理シラフの口角を上げて、笑うように強要しています。しかし、シラフは抵抗することもなく、ただ涙目でこちらを見つめています。彼はもう一人の自分であるへべれけにとても恐怖していますが、実際には無抵抗であり、他者に助けを求めることもありません。
実のところ、シラフはへべれけの狂気性を好み、可哀そうな自分を演じているだけなのかもしれません。そう考えると、実際に支配しているのは一体どちらの方なのか…そんなことを考えさせる作品です。
【Watching you】

CONCEPT
この作品のテーマは「真実の色」です。この展示会のために描き下ろした作品で、じっとこちらを覗いているオリジナルキャラクターのマナトには、「君にだけは本当の自分を見ていてほしい」という思いも込められています。
さらに、これは個人的な思いですが、展示会に行けなかった僕が、このイラストを通じて絵を見に来てくれた人を見ているというユーモアのある作品でもあります。実は見られていたのは僕ではなく、あなたの方だったかもしれませんね。笑
【Come Back!】

CONCEPT
この作品のテーマは「原点回帰」です。実は、これと似たような作品を2021年に描いており、ちょうど僕がネットでイラストを載せ始めた頃でした。この絵柄で描くのは三年ぶりになりますが、見事に思い出し、活動を始めたばかりのあのころのユニークでポップな世界観を再現することに成功しました。時間が経っても手は覚えているものだなと、個人的に自信につながった作品でもあります。
作品のタイトルは「Come Back!」。オリジナルキャラクターのジャッカが狂った笑みを浮かべながら、今にもこちらに飛び出してきそうな瞬間を、彼の分身であるジャックが涙ながらに押さえつけ、後ろへ引き戻そうとしているイラストです。しかし、ジャッカの後ろには大きなハサミがあります。現実に引き戻されることは、彼にとって死に匹敵するほどの痛みや苦しみを伴うのです。だからこそ、ジャッカは自身の魔法道具であるスティックから夢を吸い、幻を吐き出し、偽りの「楽しい世界」にしがみついているのです。墓場の骸骨も心配そうに見ています。どんなにタバコや薬に依存しても、最後は廃人になり死んでしまうのは嫌ですね。

イラスト集【HAPPY PILL】

展示会用に制作した画集「HAPPY PILL」についてご紹介します。この画集には、2021年から2024年までに描いた作品の中から厳選したイラストが収められています。
タイトルを直訳すると「精神薬」で、決して怪しい薬のことではありません!表紙を一枚めくると僕の本性が現れます。それは買ってくれた人だけのお楽しみです。

「Come Back!」の作品紹介でも触れたように、活動初期に出した画集【Happy Face】とも対になるように制作しました。裏表紙も第一作目を思い起こさせる、こだわりのあるデザインになっています。
こちらは限定品として少数しか制作していないため、ネットでの再販は今のところ未定です。欲しいよって人が居たら考えようかなって思います。
展示会に足を運んでくださったフォロワーの皆さん、そしてグッズをお迎えしてくださった方々、本当にありがとうございます!この展示会は僕にとって初めての経験で、楽しい思い出となりました。
主催者の方には貴重な機会をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。展示会の余韻が今も心に残っており、実際に僕の作品やグッズを手に取って見ていただけたことに、とても感動しています。皆さんとの素敵な思い出ができて嬉しいです!
これからも、皆さんに楽しんでもらえる作品を作り続けていきたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願いします!

